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LEO PharmaとarGEN-X社、抗体治療薬開発で提携

本件は2015年5月21日付でデンマーク本社より配信されたプレスリリースの内容の概略・日本語訳です。英語版はwww.leo-pharma.comからご覧いただけます。 (参考資料:デンマーク本社発プレスリリースの概略・日本語訳)

LEO PharmaとarGEN-X N.V.社は、現在炎症性皮膚疾患の治療薬として前臨床開発中であるarGEN-X抗体について契約を締結し、LEO Pharmaが本抗体について独占的利用権を得ることで合意しました。


5月21日(木)朝にデンマークで発表された共同プレスリリースにおいて、レオ ファーマの新薬シーズ探索担当シニアバイスプレジデントのThorsten Thormannは、抗体治療薬の開発に特化した会社であるarGEN-X社との新しいパートナーシップについて次のように述べています。

「私どもは、皮膚疾患を持つ患者さんのニーズに耳を傾け、これを基に個々の患者さんに適したより良いソリューションを提供しています。当社にとって、arGEN-X社との提携は、皮膚疾患に苦しむ患者さんに生物学的治療薬を提供する重要な第一歩になると考えています。」

抗体療法は、疾患の発症に関与する細胞または蛋白質を特異的に標的とする免疫療法の一つです。

抗体療法はまた、既に臨床的に検証されており、皮膚疾患を含む炎症性疾患の治療に有効であることが明らかになっています。

今回の提携は、LEO Pharmaに非常に大きな可能性をもたらします。これは、抗体療法が、臨床的に確立された技術というだけではなく、標的をより絞った効果的な治療アプローチであるからです。

「患者さんに新しい革新的なソリューションを一日も早く届けるために、当社は戦略的パートナーシップを構築することに強くコミットしておりますが、今回の提携はこのコミットメントを如実に表すものです」 とThorsten Thormannは述べています。

本抗体治療薬は開発の初期段階にあり、提携の対象となった疾患の詳細は公表されておりません。


ArGEN-X社について:
arGEN-X社(ARGX)では、癌や自己免疫疾患治療のための臨床パイプラインの進歩のために様々な免疫系に抗体工学を組み合わせています。arGEN-X社のプラットフォームは、未知で複雑なターゲットを解き明かし、有効性がより高く、効果がより長い抗体系治療薬の開発を可能にしています。arGEN-X社の成功の強みはそのチーム、生物学への深い理解、業界リーダーとの共同研究への強いコミットメントです。

LEO Pharma

レオ ファーマは研究開発志向型の製薬会社です。

1908 年創業のレオ ファーマは、研究主導の製薬会社です。皮膚疾患の治療薬を開発・製造し、世界130カ国以上で販売しています。

私たちは、「世界中の人々の生活改善に貢献する皮膚科領域のケアパートナーになる」ことを目指した事業活動を行っています。このビジョンの実現のため、私たちは新たな地域や市場への進出に努め、いまだ満たされていない医学的ニーズに応える競争力のある医薬品と治療法を、さらに多くの患者さんや社会へとお届けします。

本社はデンマークにあり、レオ財団が所有しているため、安定的な経営を可能にしています。

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