大学院修士課程(薬学専攻)修了後、日系及び外資系ヘルスケア企業を経て2018年レオ ファーマに入社。
手をあげればチャレンジの機会がある
新しい学びも成長も自分次第
Q1:レオ ファーマに入社したきっかけを教えてください。
現在は薬事部に所属しておりますが、入社時は臨床開発部のメンバーとして採用されました。私がレオ ファーマに入社を決めたきっかけは主に2点あります。
第1の理由は臨床試験の立案から申請まで幅広い業務を担当する機会が与えられると知り、自分が希望する環境だったからです。
第2の理由は開発中の中等症から重症のアトピー性皮膚炎の治療を目的とした抗体医薬品であるアドトラーザ®の存在でした。特に中等症以上のアトピー性皮膚炎は、かゆみなどの症状で快適な生活ができなくなるだけでなく、心理的な面でも影響があり、患者さんの人生に大きな影響を与える病気です。この薬剤はこの病気で苦しんでおられる患者さんに新たな治療選択肢を加えることになり、大変意義のあることと思い、自分もこの開発にぜひ参加したいと考えたからです。
Q2:いま、どういった仕事をしていますか。
開発部にいた当時は、アドトラーザ®のグローバル開発における日本の臨床試験のオペレーションリーダーとして臨床試験の管理を行っておりました。またPMDA (医薬品医療機器総合機構)との面談、CTD(医薬品の承認申請のために作成する資料)の取りまとめ、申請後に実施されるPMDAによる査察の準備やPMDAからの照会事項の対応等も担当しておりました。
アドトラーザ®の申請に携わる中で薬事業務に興味を持ったことから、薬事部への異動を希望し2022年9月に異動となりました。現在は、グローバル開発品について日本で臨床開発を行う上で考慮しなければならない日本特有の規制や要求事項をデンマーク本社や各国の担当者と共有し、グローバル開発プランに日本をどのように組み込んでいくか議論を行っております。また一部変更承認申請の管理や添付文書の管理、業界団体の会議に参加し情報の収集なども行っております。
Q3:あなたが思うレオ ファーマの魅力は何ですか。
手をあげれば新しいことにチャレンジする機会が与えられることが大変大きな魅力ですね。実際、私も開発部とは異なる観点から医薬品開発に関わりたいとの思いがあり、薬事部への異動を考えていることを伝えたところ異動が実現しました。
もう一つの魅力としては、社員の教育にも熱心であることです。薬事部では各メンバーが積極的に業界団体へ参加しておりますし、2020年には東京大学大学院薬学系研究科医薬品評価科学教室で学ぶ機会もいただきました。